臭いのクレーム
2016.06.07
タクシー運転手として常に十分な注意をしなければならないのは、まず、事故の無い安全運転についてです。そして、接客・サービス業を行う上で気をつけなければならない点として、利用者が乗る車中の快適さを保つこともあります。タクシー会社に寄せられる利用者からのクレームとしても、料金に関するトラブルなどの他、こうした車中の環境に関するものも多くあるようです。その中でも、タクシー運転手が自分では気がつきにくい内容として臭いがあります。タクシー運転手は車の中に長時間いることになるのでその間に慣れてしまっていることが時折あるようですが、初めて乗車し車中の時間をリラックスして過ごしたいと考えている利用者にとっては、車中の臭いが思った以上に大きな問題と見られてしまうことがあります。そうした臭いについて、特に注意が必要となるのは夏場になって汗をよくかくようになる季時期です。制服はいつも清潔に保つよう心がけ、車中に出て汗をかいてしまった後は制汗スプレーを使用するなどして、利用者に不快な思いをさせないように日頃から気を配っておきましょう。また、逆に臭い対策の芳香剤や香水の使用が過度になった場合にも、利用者には嫌がられてしまいますから、同僚と互いにチェックをし合うなどして、適度に必要な対処をとることを心がけておきましょう。