タクシー運転手の1日
2016.05.13
タクシー運転手はどのような1日を過ごすのでしょうか。どのタクシー会社もほぼ同じとなっているそうで、まずは簡単な流れをご説明いたします。タクシー運転手が出社してから最初に行うのはアルコールの検査です。これはタクシーでなくとも、車を運転する際に酒気帯びでは法律違反になります。お客様を安全に目的地までお送りするタクシーとしては、ここをまず最初に調べないといけないのです。次に今日自分が使うタクシーの点検です。タイヤやオイルなど、不備がないかを丁寧にチェックします。座席や車体が綺麗かどうかを確認し、点呼を行った後に業務開始です。1日の勤務は最大18時間となっており、3時間の休憩や仮眠が必要となっています。基本的には1日働いたら、次の日は休みという形になっている会社が多いようです。この休みを明番や明け休日と言い、それ以外の休日は公休と呼ばれています。安全運転のためには法定外の残業であったり超過勤務などはやってならないことになっているのです。1日働いた後は会社に戻り、その日の運賃を会社に入金します。その後に使ったタクシーを洗車し、退社です。タクシー運転手の1日はおおよそこのスケジュールであり、働いた次の日は休みであり、また公休もシフト制となっているので取れるようになっています。安全にお客様をお送りするためにも、しっかりとしたスケジュールになっているのです。