タクシー運転手は体が基本
2016.04.15
タクシー運転手は、体が基本です。運転技術や土地鑑といったものは、体の調子が良くなければ、その効果を発揮できず、タクシー利用者に不安を与えたり、満足してもらえないことでしょう。風邪などを患い、熱でぼーっとした状態での運転や睡眠不足による認識力の低下は、交通事故につながることがあり、自分だけではなく、タクシー利用者や他の人にも迷惑をかけることになります。また、長時間同じ姿勢を取り続けると、疲れがたまりやすく、頭痛や腰痛の原因にもなります。ですからまずは体調管理をし、必要であれば仮眠をとり、スッキリした頭で仕事に挑むことが大切です。また、開いた時間には、車内で軽くストレッチを行ってみたり、どこかに止めて車外に出てみることもいいでしょう。もし、調子の悪い状態で仕事を続け、事故を起こさなくても、どうしても態度や仕草にそうした部分は出てしまうもので、タクシー利用者が不満に感じ、クレームにもつながりかねません。タクシー利用者が減っていけば、その分を取り返すために無理して働いてしまうかもしれず、負の連鎖となってしまうでしょう。がむしゃらに働くことは、人によっては素晴らしいと思われるかもしれませんが、しっかりと休み、適切なサービスを持ってして働くこともまた、素晴らしいことであり、重要なことです。ですから、「少し疲れたな」「あまり集中できないな」と感じたら、少しお休みしてはいかがでしょうか。