地理試験で躓くことがあります
2015.10.23
東京や大阪、神奈川は日本でもかなり人口が多い場所です。人が多い場所ではそれだけタクシーの需要が増えるので、より多種多様な注文に対応をする必要があります。観光地でもありますから、海外からのお客様を、確実に目的の名所旧跡へ連れていくことも考えられます。
そのため、先ほど上げた3都府県では、地理試験というものに合格しないとタクシードライバーとして営業することができません。地理試験は、小中高と学校に行っていた人なら誰でも受けた社会の授業のテストのようなもので、道路の名前や場所、ビルの名前や名所旧跡の場所についての問題や、ドライバーとして知っておかなければいけない法律、条例などが出題されます。
もし、これに合格出来ない場合は、取れるまで行動に出て営業することはできませんので、大抵のタクシー会社では入社後の研修として、地理試験対策の講習も行っているようです。
ただ、人間には得意不得意があり、どうしても地理試験が通らないということもあるようです。
もちろん、こういう場合には、何度でも地理試験を受けて、根気強く合格を目指すことになります。先輩ドライバーの方などにコツを聞いてみるのも良いかもしれません。
大切なのは、地理試験はドライバーになる前の段階ですから、ここで諦めないようにということです。